特集 親鸞聖人(5回連載) 第5回 帰洛と晩年 鈴木彰

貞永元年(1232)60歳の頃、旅仕度をととのえた聖人は、ついに稲田の草庵を後にしました。それは密やかな出立でありました。聖人は『教行信証』の稿本を葛籠(つづらかご)に入れて、背負っていかれたのかもしれません。 途中、有 […]

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