10日の朝の境内は真っ白に染まり、雪景色になりました。昨日から20㎝は積もったでしょうか。江別らしい師走となりました。 真っ赤な実をたくさん残した境内のナナカマドもその実の上にきれいな綿帽子をかぶり、かわいらしい姿を見せ […]
眞願寺の古きをたずねて
対雁(ついしかり)の碑(いしぶみ)
明治8年、日本とロシアの間で樺太千島交換条約が締結され、樺太南部のアイヌ人108戸、841人が北海道に移住させられました。 紆余曲折のすえ対雁への農業移民として移されたのは明治9年のことでありました。 アイヌ移民の生 […]
境内の公孫樹 樹齢100年余
ご本山西本願寺の御影堂門を入ってすぐに、樹齢350年以上といわれる横に広がる大木が目に入ります。 普通は天に高くそびえるのに対して、まるで反対なので、古くから『逆さ公孫樹』の名で親しまれています。1788(天明8)年の「 […]
画像と書状
眞願寺で元旦会に奉献される三幅と明如上人画像(左から3番目が明如上人)尚、明如上人画像は明治36年以降に下付されたものです。 西本願寺による北海道開教の歴史は、第20代廣如上人の時代を黎明期とすれば、第21代明如上人の明 […]
梵鐘
雪の境内に篝(かがり)火(び)が焚かれ、沢山の人たちが見上げるなか、ひとりひとりが鐘楼堂に上がり、思いをこめて鐘を撞く。そして、除夜会の鐘が十方に響き渡ります。なんとも感動的な場面ではありませんか。 ところで、梵鐘は別名 […]
喚鐘と大太鼓
喚鐘 本堂での法要儀式などは、すべて喚鐘(行事鐘)によって始まります。その鐘は本堂回廊の奥の方に吊されておりますが、寄付者は「札幌区井須音吉」同じく「福井県大野町佐野新三郎」と刻銘され、日付は明治41年11月となっており […]
旧本尊阿弥陀如来像
平成15年に行なわれた開教当時の史実調査の折、当眞願寺旧本尊の阿弥陀如来像の足ほぞ(注1)の右に「康雲拝見(注2)」の墨書銘、左に「●(注3)」の墨印が確認されました。 浄土真宗では、末寺が任意に阿弥陀如来像を安置するこ […]