9日午前1時半ごろ、島根県で最大震度5強の地震があり、中国地方を中心に広い範囲で揺れたようです。お寺などの古い建物では、被害も出てたようです。心よりお見舞い申し上げます。
さて、花祭り前の5日、境内の雪囲いをはずす作業が行われました。門信徒の有志のご奉仕で、きれいにかたづけてくださいました。きっとしめられていた樹木も、解放されて春の風を受け、喜んでいることでしょう。
8日の朝境内は雪で真っ白になっていましたが、次第に暖かくなり、日もさすようになったので、予定通り山門にはな御堂を御安置しました。
午前9時より午後5時まで、道を行く人も足を止めてごらんなったり、甘茶をかけてお祝いし、手をあわせておられました。
総合玄関には、甘茶コーナーを設置して、婦人会の役員さんが接待のご奉仕をいただきました。仏事相談も随時行われていました。
午後1時よりはな御堂をご本堂に遷座し、釈尊降誕会の法要が行われ、門信徒に限らず、はじめて参拝された方もおられる中、「讃仏偈」のお勤めをしました。
法要後ご法話は住職が担当し、お釈迦様が「天上天下唯我独尊」と申されたその意味と「独」の一字から味わう私の本当の姿は、「孤独」である事を、お伝えしました。
今年もまんまる新聞などのお陰で、たくさんの方がお寺に足を運んでいただきました。今後も開けたお寺になるよう、勤めていきたいと思います。