今年も、江別市営墓地やすらぎ苑にて、8月11日読経参拝が行われました。例年同様墓地の中心付近にテントを設営して、壮年会の皆さんにテントの設営から受付業務までご奉仕いただきました。毎年ありがとうございます。
朝7時より夕方6時までの丸一日、自転車でお墓地を隅々まで伺い読経のご縁を頂戴しました。
件数はやはり例年に比べると、読経件数は20%ほど少なかったようです。ちょうどオリンピック日程のため、例年であれば「山の日」で休日でしたが、平日の火曜日ということや、東京や地方からの帰省を自粛された方も多かったのでと思います。
コロナ禍の中で、墓地は屋外なのでマスクを付けていない方も多かったようです。私たちはマウスシールドやマスクを付けて読経させていただきました。
「対雁の碑」参拝
毎年墓地のお参りにあわせて、必ずお参りさせていただいてます。
歴史を振り返り、樺太の方々が強制的に移住を強いられ、この江別で一年間ほどで、300名以上亡くなっていかれました。
祖国に帰ることを夢見ながら、疫病の蔓延によって、亡くなり、この地に埋葬されました。
しかし、お骨は北大などが研究目的に持ち去り、未だ返還されてません。ようやく文科省と北大との話し合いが始まったようです。
一日も早く、解決されるよう、願うばかりです。
眞願寺納骨堂では、次のようなコロナ対策をとらさせていただきました。皆さんのご協力に心より感謝申し上げます。
※来寺になられる方は健康状態を十分に憂慮し、発熱や体調不慮がある場合は、参拝の自粛をお願いしました。
※納骨堂の供物は必ずお持ち帰りください。特に感染予防の観点から、毎日夕方処分しました。
御骨堂での読経はやはり半減したようです。各納骨壇前での読経を望まれる方が多かったと思いますし、お参りに来られた方の数も少なかったように思います。休憩所も館内に作れなかったので、境内にテントを設置して、喫煙もそちらでお願いしました。
いつもご案内係としてご奉仕ありがとうございました。皆さんのお陰で密になることもなく、大きなトラブルもありませんでした。お供物につきましても、皆様のご協力によって毎年ゴミに出す量が激減しました。心より感謝申し上げます。今後もウィズコロナの中で、皆さんのご協力を引き続きお願いします。
しかしながら、置きざりにされたお供物で多かったのもは、落雁とミニの缶ビールやワンカップでした。もったいないですね。