投稿日:2010年10月23日
真宗大谷派の北海道教区第四組の研修会が10月22日眞願寺で行われ、大谷派のご住職方々20名がご来寺いただきました。貴組の社会教化部門の研修として「アイヌ差別の歴史を見る勉強会」をテーマに、清水裕二氏をおむかえし、樺太アイヌ強制移住殉難者の歴史とアイヌ差別について学ばれました。江別対雁墓地にある「乗佛本願生彼國」の碑を参拝され、眞願寺で研修されました。清水氏のアイヌ民族の歴史や文化について、お話を聞き、小生より樺太アイヌ強制移住殉難者の歴史と眞願寺とのご縁を説明させていただきました。
東西本願寺の関係は、もとは一つの教団でしたが、現在各寺院どうしの関係は、そんなに深いご縁のつながりもないのが現状です。そんな中で、一つの「差別と平和」を縁として、ご縁を深めさせていただいたのは、ありがたいことです。
多くの社会問題が山積されている中で、お互いに学びを深め、交流していく必要を感じました。