平成22年8月24日未明におきた突然の集中豪雨により、眞願寺とご縁深い本照寺様におかれましては、甚大なる被害を受けられました。
床上1メートルの浸水により、本堂・庫裏とも水につかり、すべて泥だらけとなり、8月末予定されていました報恩講も中止となりました。
幸いにして、住職様坊守様は、お隣の方からの電話によって、夜中起こされ、緊急避難され無事ではございましたが、大変な災害にあわれ、心身ともにおつかれのことでした。
眞願寺の開基住職平田大意師が晩年最後に建立され、ご往生されましたのが本照寺様です。本照寺様の復興を心より願いつつ門信徒皆様に見舞金のご協力をお願いさせていただきました。
つきましては、お彼岸中日及び、9月末に行われた当寺の報恩講において、門信徒の皆さまよりお預かりしたお見舞い金を7日、坊守とお届けに行ってきました。
8月末にお邪魔させていただいたときは、まだまだ復興が始まったところでしたが、畳も新たに敷かれ、ご本堂も元の姿に戻りつつあり、ご住職ご夫妻も、なんとかお過ごしでいらっしゃいました。
お見舞い金をお届けし、今日までのお話しをお聞かせいただき、改めて災害の恐ろしさと、協力することの大切さを感じた一日でした。どうか、厚田の地でお念佛のともしびがたえぬよう、願うばかりです。
(写真は、災害当日の写真と、お届けした10月7日の様子です)
お見舞い金合計 81,000円
皆様、ご協力ありがとうございました。本照寺様より下記の通りお礼状をいただきました。
過日の集中豪雨に罹災した本照寺のために尊いご芳志をご喜捨下さいまして心から厚く御礼申し上げます。
この度の眞願寺門信徒ご一同様によるご高配を同じ念佛の法に連なる御同朋からの慈愛あふれたお見守りと味わさせて頂くことにより本照寺護持の念が強まってまいります。本当にありがとうございました。最後になりましたが、眞願寺ご一門のますますのご発展を念じ、感謝の言葉とさせていただきます。合掌
本照寺 住 職 寺 内 俊 雄
総代長 澤 田 良 一