9月10日より12日まで三日間、南幌町妙華寺様で報恩講が、その間に親鸞聖人750回大遠忌法要、前住職さま十三回忌・前々住職さま坊守様さま二十五回忌の年忌法要がおこなわれました。
三日間のご法要にはたくさんの門信徒がご本堂に集い、尊いご勝縁をいただかれ、お念佛ご相続されました。大遠忌法要ではご住職がお導師をつとめられ、法中皆さんが七条袈裟を纏い、すばらしいお荘厳の中で五千枚の華芭が散華され、宗祖のお徳を偲びつつ讃仰させていただきました。
三日目の報恩講満座法要に引き続き年忌法要と営まれました。ご本堂の御本尊阿弥陀如来様の宮殿にかかる戸帳の裏地を拝見すると「親鸞聖人700回大遠忌法要記念」と記されていました。五十年前の大遠忌を記念として御門徒が寄贈されたものでしょう。
50年前の妙華寺様住職は義学師でした。義学師と坊守様の二十五回忌、そして当時よりご苦労された前住様の十三回忌を750回大遠忌というご勝縁の節目に、その戸帳を通し阿弥陀如来を仰ぎつつ、50年前おさなくおいでになった現住職様を中心に営まれた、尊いご相続のご縁でした。