荒れると心配されたお天気も、比較的穏やかな大晦日になりました。午後2時からは壮年会の20名以上の皆様にご奉仕いただき、除雪作業と除夜会準備をしていただきました。
降り積もった親鸞聖人の石像も除雪され、山門前や境内にはかがり火の準備がされました。
ご本堂もきれいに荘厳されました。両余間には元旦会のお荘厳がされ、右には当寺歴代住職の御影、左余間には眞願寺の開教当時、ご縁をいただいた廣如上人・明如上人の歴代本願寺ご門主様を奉献されました。
年末はお寺も葬儀が重なり、バタバタと準備がはか取らずにいたこともあり、佛花をたてるのは2日がかりになってしまいました。それでもなんとか皆さんのおかげにより、準備もととのい、寺族で最後のお夕事をおつとめさせていただきました。
午後10時半よりかがり火に点火され、いよいよ参詣の皆さんのお迎えです。かがり火と外の担当は今年も壮年会の皆さんに寒い中、ご奉仕いただきました。
午後11時になりますと、受付がはじまり除夜の鐘の整理券を配布し、108枚の整理券もすぐになくなりました。整理券ない方は108の後についていただきます。
さあ、御内陣にも点火点燭され、除夜会のお勤めです。皆さんとご一緒に『重誓偈』を唱和させていただきました。お陰様で150名ほどの参詣でした。
一口のご法話が終わり、除夜の鐘が始まりました。
感謝の中で 手をあわせ
十方に響く お念佛の鐘の音
除夜の鐘が響き続く中、お念佛の境内で皆様とご一緒に、新年を迎えました。