8月末よりお付き合い御法中の各ご寺院で、報恩講が始まりました。私も11月までの間、各寺院に出勤させていただきます。どこのお寺も、それぞれの営み方で、ご門徒さんのお力を結集して、報恩感謝のご法要をお迎えになります。眞願寺の報恩講は9月の28日~30日、あと20日となり、日々準備も進んでいます。
そんな中で、札幌市南区にある寶流寺さんでは、庫裏新築・本堂改築落成法要と、親鸞聖人750回大遠忌法要が営まれました。特に二日目の大遠忌法要には、多くのお稚児さんと一緒に、「庭儀」稚児行列が行われ、私も楽人として出勤させていただきました。眞願寺の開教125周年記念事業を思い返しながら、よろこびと感謝の中でお参りさせていただきました。
深川納内の圓覚寺さまは、法要日が9月2日なのに、暑い暑い30度を超える真夏の気温の中で、汗びっしょりになりながら、御本堂でお勤めさせていただきました。休憩時間にはかき氷が出され、おいしくいただきました。その休憩時間に境内を一週すると、すぐそばにあるたんぼの稲穂も、頭を垂れはじめ、黄金色に色づきはじめていました。栗の木もとげとげしい毬栗が、秋を感じさせてくれました。
相焼香の厚別区安楽寺さまは、9月5日~7日でしたが、やはり暑い三日間でした大逮夜という二日目の大切な法要の導師のご縁をいただき、宗祖讃仰作法をたくさんの御法中の皆さんとお勤めさせていただきました。毎年緊張する大事なご法要です。住職さんの長女寧々ちゃんも一歳のお誕生日もすぎて、かわいく手を振ってくれました。詳しくは、住職さんのブログをご覧下さい。
まもなく『響32号』が完成し、お彼岸・報恩講のご案内と一緒に、皆様にお届け出来ると思います。遅咲きのひまわりが、真夏を思わせる境内ですが、菊も蕾をつけました。日に日に秋らしい日になってゆくことでしょう。秋の行事もたくさんあると思いますが、どうかお寺にご参詣いただきますよう、お願い申し上げます。