坊守から・平成30年9月

投稿日:2018年10月17日

 お寺の境内の片隅に小さな家庭菜園があります。
 この夏は、住職の好きな茗荷(みょうが)の奥の方に大葉、キュウリ、茄子、ピーマンを数本ずつ植えました。今年は長雨で中々大きくなりません。皆さんのところはいかがでしたか?
 8月の境内清掃奉仕で来てくださった南さんが、「坊守さーん。これじゃキュウリがかわいそうだよー!」と大きな声で教えてくれたので行ってみるとツルが地面に付いて倒れ、キュウリが折れ曲がっていました。早速、竹の棒を何本か刺して立派な支えを整えてくれました。その後はお陰様でまっすぐで立派なキュウリが実りました。ありがとうございます。
 考えてみると私は立派なキュウリではないけれども、いつも阿弥陀様そして色々な方々に支えられているということに小さな畑から気づかされたことです。
 空気が乾燥して体調に気をつけて過ごす季節となりました。9月お寺では秋の法要が続きます。いつも私に寄り添ってくださる阿弥陀様のお話です。ぜひぜひお参りください。