感謝の中で佛前結婚式
芝木沙由利
平成21年5月2日、眞願寺の佛前において結婚式を挙げさせていただき、誠にありがとうございました。
近年、キリスト教式で挙げる方が多く、佛前の式に参加したことがなかった私は、はじめ戸惑いを感じることも多かったのですが、ご住職の軽快なトークから繰り広げられる説明を聞き、式に対する不安や緊張が無くなったように思います。
式の当日は天候にも恵まれ、ご先祖の皆様にも祝福してもらえたのではないかと思いました。白無垢に袖を通し、式場へ向かう間は距離としてはとても短いのですが、色々な思いが頭をめぐり、とても遠く感じました。
淋しい気持ちとうれしい気持ち、不安な気持ちと楽しみな気持ち、すべての気持ちがその時私の中でぐるぐるとまわっていました。
仲人をしていただいた安孫子夫妻に手をひかれ、ご本堂に到達すると、雅楽の生演奏が始まりました。雅楽の生演奏が響くご本堂の中には、両家の親族が向かいあうように並んでおり、私たちの一生に一度の晴れ姿をみていただけて、うれしさがこみあげてきました。本当にありがとうございました。
現在は、生まれてくる新たな家族を迎える準備に追われており、式の余韻に浸ってはいられないのですが、大きくなったら私たちと同じように雅楽の生演奏に迎えられながら、一生に一度の晴れ姿を見せてくれたらなぁと思いをはせています。
眞願寺で結婚式を!
眞願寺では随時佛前結婚式を受け付けております。荘厳なるご本堂にて式を行い、司婚は住職がつとめ、雅楽の生演奏もございます。みほとけとご先祖の御前で、ご両人が契りを結び誓いを立てられることは大変意義深く、すばらしいことです。どうぞお寺までご相談下さい。