当寺住職の尊父(明西寺前住職)御往生

投稿日:2006年9月1日

当寺住職の尊父(明西寺前住職)御往生眞願寺住職 了正師のご尊父(佐々木正文師、明西寺前住職)が平成18年4月17日、79歳をもって浄土還帰なされました。

4月24日の通夜と25日の葬儀には、ご寺族ご親戚、また大勢の門信徒の方たちに囲まれて、多摩組の僧侶によるご葬儀が盛大ななかにも悲しみに包まれながら、しめやかに営まれました。謹んでお念佛申し上げます。

なお、当寺(眞願寺)からも、総代 髙間専造氏夫妻はじめ総代各役員の皆様、そして厚別 安楽寺坊守様はじめ近隣の親戚ご寺院の皆様にもご参拝いただきました。

「明西寺佛壮だより」のなかで、住職の了宣師(眞願寺住職の令兄)が「……自分が、自分がの『が』が問題である事を、私は父の往生によって知らされた。父の恩の上に築かされていた私の自己中心的な幸せで佛法の恩に気づかされている自分をみつめながら、日々を送っている。……」と述べておりますが、住職 了正師の思いも同じではなかろうかと、お察し申しております。

(鈴木 彰)

当寺住職の尊父(明西寺前住職)御往生

平成6年眞願寺住職継職法要、本堂にて中央尊父正文師、右隣り令兄了宣師(現明西寺住職)

父を思うとき おこられると震え上がった時を思い出す
父を思うとき 一緒に大声で笑ってくれた時を思い出す
父を思うとき お酒に酔ったうれしそうな顔と大声を思い出す
父を思うとき 頭と顔をいたいほどなでてくれた時を思い出す
父を思うとき 数え切れないほどはむかってきた自分を思い出す
父を思うとき 一緒に泣いてくれた時を思い出す
父を思うとき 私のことで先生に頭を下げてくれた姿を思い出す
父を思うとき 見えなくなるまで見送ってくれたあの時を思い出す
父を思うとき 「ありがたいのう。なんまんだぶつ」の声を思い出す
父を思うとき 「もったいないのう。なんまんだぶつ」の声が聞こえてくる
父を思うとき うれしくてうれしくて涙が止まらない。
父を思うとき あなたの子供に生まれて本当によかったと思う。
お父さんありがとうございました。あなたが大好きです。