お盆の墓地参拝日に総代さんと参拝
6月17日(土)午後3時より樺太移住殉難者の墓前法要を江別市やすらぎ苑(市営墓地)で行いました。
明治中期に日本とロシアの領土問題で、多くの樺太先住者の方が移住を強いられ、伝染病で亡くなっていかれました。その歴史を受け止め、真の平和を考たご法要でした。
小雨交じりの中ではありましたが、多くの有縁の皆様に参詣いただき、一期一会のご縁をいただきました。文化・宗教・政治や思想を乗り越え、真の平和を考え、未来へこの歴史を伝えていくことを、皆さんとともに語り合いました。
法要終了後、皆さんで眞願寺までお越しいただき、110年以上前の対雁の碑の建碑法要の写真を見ていただきました。そこには眞願寺の境内で衣をまとった僧侶、洋服の上野組合長、多くの日本の老若男女、そして樺太先住民の皆さん。ご縁ある方々が一同に集われていました。
それから100年以上の月日を歴て今日、当時と同じように、国と国の争いなどの犠牲になっている方が後を絶ちません。残念なこの現実を正面から見つめ、いのちの尊さをこの墓前で語る必要を感じました。又来年ひとりでも多くの皆様と集いましょう。
尚、毎年の法要は6月第3土曜日午後2時より対雁墓地内にて行われ、親睦の集いがその後眞願寺で行われています。
法要を終えて、眞願寺で実行委員会の皆さんと