投稿日:2010年10月13日
本日10時より市内光雲寺様において、江別市遺族会主催の戦没者追悼法要が行われました。多くの犠牲になられた御遺族の皆様の願いにより毎年行われ、ともに偲ばさせていただき、まことの平和を考えさせていただく、ご縁となっています。しかし、年々参詣いただく方の数も減り、御遺族の皆様の高齢化しています。戦争の悲惨さを風化させないで、後世に伝えていくことは大切なことです。その為にどうしたらいいのか、昨年の法要の時もご提案しましたが、戦争に兵士としておもむかれ、犠牲になられた方々の追悼はもちろん、その「戦争」を縁とし犠牲になられたすべての方々も、ともに追悼させていただけばいいのではと思います。
人間としてしてはいけない罪として誰しもが認める殺人を、肯定され実行されるのが戦争です。そして相手が銃をもとうと、もたずともそれが行われていたのも「戦争」でした。悲しい歴史を繰り返さないためにも、新たな追悼の形を、考えていければありがたいと思います。