明西寺の皆様と、右から3番目筆者
本願寺総御堂の前にて
石堂住職様と壮年会事務局長の鈴木誠さんに、親鸞聖人御正忌報恩講参加のお誘いをうけ、平成20年1月12日から14日の日程で、京都本願寺にご参拝することができました。
参加者は鈴木さんと私の2名で、1月12日朝8時の全日空機で一路京都に向け出発いたしました。
午前10時に神戸新空港に到着。阪急電車にて京都へ移動し、午後1時30分には本願寺に無事到着しました。
午後2時から、御正忌報恩講の逮夜法要のお参りをすることができましたが、本願寺の広さと、ご本堂の大きさにびっくりし、なにはともあれご中に入らねばと、靴を脱いだものの、本堂内の参拝者の多さに二度びっくりし、少しずつ詰めていただき、やっと席を確保するという、にぎやかさでありました。
お逮夜法要には、住職さまもご出勤されており、準備のため前日の11日より本願寺に参られておりました。法要は、内陣中央に安置された親鸞聖人のお木像に正対して、御門主様、その左に新門様、そして内陣左に結衆各7名、合計16名が御出勤され、内陣脇の両余間には、各50名、合計100名の僧侶が正座しておりました。
出勤中の住職
御本山の親鸞聖人
当寺の住職さまも、新門さまの左側におそろいの朱袈裟で、結衆14名の中に入られており、誇らしいやらうれしいやら、いつもお寺で見る住職さまとは思えぬ高貴さを感じました。
さらに、外陣最前列では80名以上による雅楽の、なま演奏が入り、読経のお声との和音が、ますます厳粛で高貴な雰囲気をかもし出しており、さすがは本願寺の、御正忌報恩講であると感じ、参拝できた喜びが込み上げてきました。
夕方、御出勤終了後の住職さまと合流、さらに住職さまの実家である東京明西寺様ご住職と壮年会役員の方々とも合流し、夕食をともにしながら懇親を深めることもでき、たいへん有意義なご参拝となりました。
翌日は、住職さまに同行して、当寺125周年事業に関わる、衣や袈裟等の打ち合わせのため、御本山門前の法衣店などを訪問し、普段目にすることの出来ない経験と、目の保養をさせていただきました。
京都の格式の高さと、当寺住職さまの力を改めて知る良い機会となり、参加のお声を掛けて下さいました全ての方々に感謝申し上げると共に、快くこの報恩講に送り出してくれた、家族に対しても、ありがとうと言いたいと思います。
合 掌