投稿日:2010年8月1日
お盆というとお墓参りして、先祖供養するものと考えられがちですが、本来の佛教の意義を考えみますと、一概にそうとは言えません。
み佛となられたご先祖を偲ぶのは当然ですが、私の歩んでいく道を聞くことも大切と言えるでしょう。
尊者目連の古事(盂蘭盆経)によりはじまったこの仏事は、ありのままの私自身の姿を見つめ、み佛の教えを聞く私のための大切な行事といえるでしょう。
「生老病死」の苦しみを避けて通ることの出来ない凡夫である私がただ一度だけの人生を、どう生きぬくかということです。
心のより所となるお念佛のみ教えを聞き、心やすらかにご先祖に感謝し、生かさせていただいているいのちの尊さに出会いましょう。
眞願寺ではどなたでもご参詣いただけるお盆の行事を行っております。どうぞお気軽にお越し下さいませ。