平成4年より奉職いただいた西井正了氏が、3月末日をもって退職されました。
つきましては、総代の皆様よりご提案いただき、4月5日に市民会館マキシド・ルパにて、西井氏御家族をかこみ、送る会が行われ、19年間のご苦労に感謝させていただき、今後のご活躍をお願い致しました。
当日は寺内寺族をはじめ、総代役員、壮年会婦人会各役員、法務員ら50名を超える方々にご参集いただきました。責任役員の髙間専造氏のご挨拶では、長年のご苦労に感謝されるとともに、これから光明寺住職として、寺門興隆と札幌組の繁栄に尽力いただけるよう、切望されました。
又、私からは、長きにわたってのご苦労と、ひたむきに法務に尽力いただいたこと、心より御礼申し上げました。御尊父の現住職がご健在のなかで、今年10月には住職継職され、法灯を受け継がれることの尊さをありがたいこととお話させていただきました。
代々伝わる継承も、当寺は二代続いて代務住職をお願いした経緯を考えると、すばらしいご勝縁とあじわうことです。ご挨拶し、私がかけていた輪袈裟とお念珠をさし上げました。その後、花束贈呈や門信徒一同・壮年会・婦人会・職員一同からお餞別がわたされ、西井氏より謝辞をいただきました。
身に余る会を催していただいた御礼とともに、長年の奉職の中で、大きなご法要に会係としてご縁をいただき、すばらしい経験をさせていただくことができたこと、多くの眞願寺門信徒の皆様とのご縁をこれからも大切に、光明寺住職として頑張って行きたいともうされました。
又、西井氏の後継として4月より勤務されている小林正具氏のご紹介とご挨拶をいただき、祝宴となりました。
テーブルスピーチや、なつかしの写真を皆さんとふり返りつつ、なごやかに時が過ぎ、最後は壮年会長のご挨拶で、西井氏と小林氏の握手を求められ、お開きとなりました。お見送りは会場にアーチを作り、西井氏ご一家に退場していただきました。(北海道はこれが多いですよね)
今後も、報恩講はじめ、大きなご法要や、夏のお取り越など、何かとお手伝いをいただこうと思っています。西井氏の御家族皆様のご自愛と、光明寺さまのご繁栄をこころより念じ申し上げます。
退職のご挨拶
眞願寺様とは平成4年より御縁を戴き、法務員として奉職して参りましたが、自坊である石狩、光明寺継職にあたり、この度法務員の職を解かせて戴く事となりました。
今、顧みますと御住職、了正師の卓越なる発想力と行動力の下、平成6年の本堂納骨堂落成慶讃法要、平成20年の開教125周年慶讃法要等、他にも種々様々な法要行事に法務員として又会係として携わる機会を得、学ばせて戴いた事は私自身今後一僧侶として多大なる財産となる事と思うと共に、自坊の発展に参考にさせて頂ければと思っております。
昨年、ご住職へ退職の意向をお伝えしたところ、当方の事情から御快諾戴き乍らも、この度の退職で縁を切るのでは無く今後も報恩講出勤は勿論の事、年間各法要時や法務の多忙時等は可能な限り手伝いとして出勤してはどうか、との有り難いお言葉を戴き、引き続き眞願寺様には微力乍ら尽力の程、約束をさせて戴きました。
最後御門徒の皆様には長年に亘り多大なる御厚情を賜りました事に感謝申し上げると共に、再会の日を楽しみにしながら日々法務に精進してゆく事をお誓い申し上げ、この度の退職の挨拶とさせて戴きます。
長年のお育てを賜り有り難うございました。合掌
西井 正了
就任のご挨拶
この度中央仏教学院の紹介で眞願寺に奉職する事になりました小林正具です。法名は釋正観です。
神戸市出身で神戸弘陵学園高校を卒業後、日本動物植物専門学校で環境教育や環境アセスメントを学び、中央仏教学院に入学、本科・研究科を卒業しました。
所属寺院は広島県安芸教区専教寺です。
中央仏教学院卒業後は、京都市の正住寺様で2年、愛媛県今治市の常高寺様で6年、神戸市の大福寺で2年、千葉県市原市の弘教寺様で3年、法務員をさせて頂きました。
趣味は温泉巡り、鉄道での一人旅、野球観戦(プロ・アマ問わず)です。
独身ですので、今後は乗馬やスノーボードにも挑戦してみようかと考えております。
最後に北海道での生活は初めてですから、北海道の冬というものを知りませんので、皆様には何かとご心配、ご迷惑等をおかけする事と思いますがよろしくお願い致します。合掌
小林 正具