16日(日)、最終日は天気にも恵まれ、いい観光日となりました。9時にホテルを出発し、二条城を通過して一路高山寺を目指しました。右京区梅ヶ畑の山間にある高山寺に参拝しました。山の中腹に作られたこの寺院は、今はバスなどの交通でこれますが、昔はさぞ大変なことだったと思います。さすがに仏道実践の霊域を感じることです。浄土真宗とはいろんな意味で寺院建築も違いますね。
しかし山間の景観はすばらしく、紅葉の時期はすばらしいことでしょう。そして国宝も多く、鳥獣人物の画など、楽しませていただきました。参加者には足の悪い方もおいでになりましたが、一番高い金堂まで登り、参拝させていただきました。気持ちのいい山の中の参道、沢ガニの姿を追いかけつつ、杉の大木を見上げながら、バスへと向かいました。
高山寺を後にして、嵐山方面へパークウェイでドライブです。景色がいいのと、紅葉の始まりを楽しみました。途中、バスを降りて景色がいいところより谷間をながめていると、保津川下りの船を見ることが出来ました。望遠レンズで一枚写してみました。一度乗ってみたいですね。
嵐山のドライブインで昼食。「食前の言葉」皆さん覚えましたか?お買い物を楽しみ、渡月橋ででくわした『斎宮行列』を見物し、京都を後に帰路につきました。
飛行機の中からはきれいな夕日も見えて、西の彼方の浄土を思いつつ、3日間をふり返り、帰るところがあるのは、ありがたいことだと実感したことです。
ご本堂で到着をご報告し、感謝申し上げました。今回も添乗いただいたJTB北海道大川氏に感謝申し上げ、このすばらしいご法要のご縁を、多くの人に伝えていただき、お念佛ご相続の生活をお願いしたことです。
さあ、大遠忌も残り少なくなってきました。11月期が終われば、1月の御正当法要で円成となります。是非、1月の寒い時期ではありますが、希望者をつのって、1月11日~13日の旅行を考えたいと思っています。ご本山からはすべての浄土真宗本願寺派の僧侶へ、出勤を呼びかけられています。50年に一度のご縁を、大切にしたいと思います。最後に今回の団体参拝旅行に参加いただいた皆さんに感謝申し上げます。