坊守から・平成26年3月

投稿日:2014年3月1日

1403boumori 先日中学生の娘と久しぶりに往復40分の雪道を歩く機会がありました。とても風が強く寒い日でしたので前を歩く娘に「寒いねー寒いねー」と何度も訴えていると、「お母さんいつも歩いてないからでしょ!」と叱られました。普段は車ばかり運転し歩いていないことがばれていました。それからトボトボと自分の中学生の頃を思いだし・・・冬は吹雪の日も長靴で雪に埋まりながら学校まで歩き霜焼けになったこと、帰り道友達の家に寄り道したこと、勉強は出来なく中学校生活はあまり好きではなかったことなど。そして大人になった現在も失敗ばかりしているなぁと成長している娘の後ろ姿を見て歩きました。
 ある本の心に残った言葉です。
  「苦しみも 悲しみも 失敗も 苦労も イヤなことも
      みな必要でした。それで私になりました。ありがとう」
 うまくいかない毎日ですが、そんな言葉に励まされ今朝もご本堂で手を合わせ一日がはじまります。
 雪解けが待ち遠しい春ですね。お寺では春の行事が続きます。是非お参り下さい。