春のお彼岸を終えて ②

投稿日:2018年3月26日

21日(水)春分の日は、春らしいいいお天気になりました。朝から納骨堂に参拝される方も多かったようです。そんな中で、婦人会役員の皆さんはお昼のなごみ食堂の準備、壮年会役員さんは役員会で、朝から参集くださいました。

午前11時半より、広間でなごみ食堂がはじまり、お蕎麦とうどんのご接待がありました。婦人会の方が厨房で、壮年会の方が会場で接待をそれぞれ担当していただき、多くの皆さんに楽しんでいただきました。とてもおいしくいただきました。

12時半には、ご本堂も多くの方が参集され、ご法要をお待ちくださいました。そんな中で法要前の一口法話ということで、12時40分より竹澤真哉法務員さんのお話がありました。

午後1時、本堂前のロビーや廊下まで満堂になったご本堂で、お彼岸の法要です。法要は正信偈の意訳である「しんじんのうた」を満堂の皆さん(約200名)とご一緒に、おを勤めしました。

住職の御文章拝読に引き続き、衆徒廓成氏よりご挨拶がありました。

ご法話は当寺住職で、親鸞聖人のお言葉(教行信証)をいただき、また門信徒皆さんのお見舞いなどで一筆贈呈している言葉「いのち毎日あたらしい」の説明などをふまえ、お念仏に出会えた喜びを、ご先祖に感謝しましょうと、お話しいたしました。

そして午後2時半、江別第一中学校吹奏楽部の「お寺でコンサート」です。3年生が卒業し間もないこの日、毎年2年生が主体となって、アンサンブルを演奏してくださいます。今年も35名の部員が出演してくださいました。

フルートの三重奏「ムーンリバー」、クラリネット六重奏「こきりこ」サックスフォーン四重奏「サキソフォーン・バスカーズ」などの静かな曲から、管楽七重奏「ラバーダックレース」や金管八重奏「晴れた日は恋人と市場へ」などを演奏してくださいました。

間近で一生懸命に演奏している姿は、見ている私達の心をなごませ、暖かい気持ちになります。この子供たちのためにも、よりよい地域を築いていかなければと思うことです。

部長さんよりご挨拶があり、最後は「エンターティナー」を演奏してくださいました。Fl・Cl・Tp・Tb..皆さん素晴らしかったです。

当然アンコールがあり、割れんばかりの拍手・拍手。最後に出演者皆さんに出ていただき、おやくそくの「だいふく」を御礼にさし上げました。

そして今年で定年退職の顧問武田先生に、笠羽婦人会長より御礼の花束贈呈、住職より色紙「響流」とお念珠が贈呈されました。

その時、この日が先生の60回目の誕生日ということがわかり、部員も一緒になって「ハッピバースデー」の大合唱で拍手喝采となりました。満弁の笑顔で最後のご挨拶でした。五回も続けてこの春のお彼岸に、尊いご縁をいただきましたこと、本当にありがとうございました。そして新任の先生にも是非お願いいたします。

第一中学校の生徒さんらも含めて250名以上の方が一度にご本堂に集った春のお彼岸でした。演奏してくれた子供たち、その姿を見つめほほえんだ私達、そんな姿を彼岸の世界から、多くのご先祖がほほえんでくださったことでしょう。その後先祖のお導きが、尊いご縁となったと感謝しつつ、手をあわせました。

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