法要体験と年末年始の仏事について 12月15日
法要体験
この度は特別な行事として余間にお入りいただきました。法要や儀式に参拝する意義や、内陣での注意点をお話ししました。特に浄土を表す内陣には、極彩色の彫刻や金箔が施されていますし、足下が暗いので注意していただくなど、お話ししました。
ご法要前にお入りいただきましたが、人数が多かったので、普段は僧侶がお勤めする外陣正面の一番前にもお座りいただきました。
行事鐘の音が間近に響く中、僧侶が入堂し導師が登礼盤作法に入ります。2 年前の法要体験もそうでしたが、緊張された様子の皆さんの前で、一番緊張したのは導師を勤めた住職かもしれません。
なれないお勤めでしたが、皆さん大きな声でお勤めし、親鸞聖人のご遺徳に感謝しお念仏申させていただきました。
講話
法要も終わり休憩をはさんで1時間ほど、冊子「お寺の学びとマナー」を配布して、基本的な浄土真宗のお寺とみ教えを学ばさせていただきました。
よく出来た冊子で神社・教会・お寺の違いからはじまり、お寺とは何か?仏教とは?宗派って?浄土真宗とは?と言う具合に順を追って説明されています。
お寺のマナーでは、念珠と式章・葬儀・焼香・喪服の意味・香典袋の書き方・中身・清め塩など細かく書かれ、お寺の行事の説明もありました。
年末年始の豆知識
最後に喪中や忌中の方にとって気になる年末年始はどの様に過ごすのがいいのか? 年賀状や新年の挨拶、お祝い事への参加は行っていいのか? しめ縄や門松などは必要あるのかなど、多岐にわたってその意味合いと、門徒として必要なのかなど、話しました。勿論お仏壇のお飾りも正月らしくしたいものですね。
「あっという間の時間でした。もっと話を聞きたかった。」
「内陣でお参りするととても緊張するが、お勤めもとても響いて良かった。」
「見る角度が違うので、阿弥陀如来や中の荘厳の見え方も違い、とてもいい経験をした。」
「是非このような機会をまたしてほしい。」等々
70名を超える方々が聴講に来ていただき、ご意見やご要望をたくさんいただきました。