空に雲一つない久しぶりの春晴れになった5月17日、ようやくエゾヤマザクラが開花しました。悪天候と寒さが続き、GWには雪模様となった今年は、いったいいつになったら春が来るのか・・。そんな日々を吹き飛ばしてくれるようなすがすがしい天気になりました。
蕾のままで長らくこの日を待ちわびていた、本堂横のエゾヤマザクラも開花し、薄いピンクの花が枝先から咲き始めました。
それを待ちわびていたのは人間だけではなかったようです。クマバチも花の蜜を吸いに開きはじめた桜の花の奥に頭を入れていました。
さあ、これから本格的にお花の季節となることでしょう。チューリップやスイセン、そしてツツジも順々に咲いて来ると思います。
10年前頃から自然に生えはじめたアスパラも、元気にニョキッと顔を出しています。今年もそろそろいただけそうですね。
さて、昨日の16日は親鸞聖人御命日法座がありました。ご本堂もまだ暖房を入れてご法座が行われました。そんな肌寒い中でしたが、たくさんの方に参拝いただき、親鸞聖人のご苦労を偲びつつ、正信偈をお勤めさせていただきました。
ご講師は三笠市名和健成師に出講いただき、親鸞聖人のみ教えを、御本人の体験のなかから、わかりやすくお話しいただきました。6月、7月も16日にお越しいただく予定になっています。
今日は中学3年の娘が修学旅行から帰ってきます。どんな土産話をしてくれるか、楽しみですね。震災の影響より今年までは、関西方面に2泊3日の行程で行っています。公立中学校としては珍しく西本願寺にも全員で参拝見学したようです。立ち寄っただけかもしれませんが、尊い仏縁です。数えくれないほどある大寺院の中で、よくぞ本願寺参詣していただいたと、嬉しく思います。