境内のエゾヤマザクラは、昨年より2週間ほど早く、2日に開花しました。今日5には濃いピンクの桜も開花し、あと3日ほどで満開になることでしょう。
又、雪割草・スイセン・シバザクラをはじめ、チュウリップも咲き始めました。そして今年もニョキッと元気でおいしそうなアスパラが出てきました。春ですね (^o^)
そんなゴールデンウイークですが、お寺でもご法事はじめ色々なことがありました。30日は消防署による査察が行われました。消化器などの火災時設備はじめ、避難誘導の確保や防火戸など、細かく見ていかれました。その査察中に火災の緊急連絡が入り、査察は途中で終わり、境内より消防車で緊急走行で火災現場に向かっていかれました。消防士も大変なお仕事ですね。
2日は婦人会の習字教室と常例法座が行われました。昨年好評でしたので、今年も普段使う筆ペンのお稽古を、当会会員で習字教室をされている阪本さんにご指導をお願いし、5月6月7月と毎月2日の午前10時より2時間、教えて頂きます。第一回目は本願寺より出版されている『書いて味わう御文章』より、聖人一流章を書きました。なかなか難しいですが、書き上がった御文章を自分で拝読させていただくのも、ありがたいことです。
午後1時からは常例法座があり、習字教室に参加された方はお弁当を持参されて、一日がかりでのご参詣となりました。ご一緒に大きな声でお勤めさせていただき、ご法話を聴聞させていただきました。ご法話は大樹町より頓宮師に『願作仏心度衆生心』についておひもときいただきました。
4日は朝から眞願寺の境内のことなら隅々までご存じのお二組(木村氏・宮﨑氏)ご夫妻がご奉仕いただきました。ようやく雪の姿も無くなり、庭木等の手入れも欠かせません。先ずは山門付近の笹を刈り上げていただきました。きっと7月頃には新芽がでて緑一色になることでしょう。ありがとうございました。
北海道に渡ってきていた冬鳥も、5月に入り遠くシベリアへと帰って行くようです。そして境内では、山鳩が境内に落ちている餌をつまんでいました。アカゲラが樹木をたたく細かな音が響いてきます。スズメも境内の巣箱に、小枝を運んでいるようです。まもなく白梅も咲きはじめることでしょう。そういえばタンポポも咲き始めました。
それぞれいただいたいのちを一生懸命生きていますね。私もそうありたいと、いのちの尊さを感謝する「春」がきました。皆さんの「春」は、どんな春ですか?