あれから5年、今も昨日のように思い出すテレビで生中継された津波にのまれてゆく漁港、街、畑、そして人々・・。そして未曾有の原発事故。
この5年間、被災に遭われた方々に、どれだけ心をよせてきただろうか。夫、妻、子ども、両親・・大切な家族をはじめ、友人、知人、恩師など多くの方を亡くされた方、家も財産もすべてを無くされた方、途方に暮れ生きる力を失い、病になり亡くなった方々、そしてその家族の方々。
反省をしつつ、新たな思いで心より合掌し、追悼の鐘をつかせていただきました。そして一日も早く、行方不明の方々が見つかるように、一日でも早く今日も非難されている方々が、希望ある新たな生活が出来るように、そして原発の恐ろしさを後世にきちんと伝え、二度と同じような事故を起こさない様に、願いつつ私にも出来うることを考えていきたいと思います。
大地震の翌日、この頃はまだ被害の甚大さもわからない中ではありましたが、眞願寺で行われた子どもの集いで、予定を急遽変更して行われた心のメッセージをみんなで書かさせていただきました。今も宗派のボランティアセンターに掲示されています。