17日より4日間、今年も春のお彼岸が行われました。雪どけの進む境内には小春日和の中たくさんの方々が参拝していただきました。多くの方々がこの境内においでになり、仏縁を結ばれたこと、とてもありがたく思います。
初日の17日は、東日本大震災七回忌法要併修ということで、7年目になる今日も避難所で生活されている皆様、大切な方を亡くされた多くの皆様、今も続く原発事故により、辛い生活を余儀なくされている皆様に心をよせて、お勤めしました。ご法要では阿弥陀経を参詣いただいた皆尼と
御門徒の中には、ご親戚や知人など大切な方が今なお非難されている方もおいでになります。大地震という災害と同時に原発事故という私たち人間の煩悩が肥大したことによって起きたことを反省しつつこれからの社会環境を憂いつつ大自然の中でいかされている私である事を今一度思い返させていただきました。
3日間のご法話は例年通り茂尻常照寺佐々木重昭氏でした。震災の時のお話を交えつつ、お念仏の中にいかされている私に気づきつつ、お浄土への道を歩みましょう。とお話しいただきました。
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20日の中日は朝早くから婦人会と壮年会の皆様のご奉仕をいただき、なごみ食堂の準備がはじまりました。厨房では婦人会役員皆様によりおうどんとお蕎麦の準備が進み、広間では壮年会役員の皆様が会場の設定そしてご本堂の法要準備に眞願寺オリジナルのエプロン姿で、はりきっていただきました。11時半よりなごみ食堂スタート。おいでいただいた老若男女皆さん、今年も笑顔で「おいしかった!ごちそうさま~!」と声をかけてくださいました。
お腹も落ち着いた皆さん、12時半頃にはご本堂がほぼ満席になりました。13時の法要までの時間を利用して、一口法話が法務員さんよりありました。今回は竹澤拓弥氏が担当し、お彼岸の意味とご法要について説明があり、参拝される皆さんもうなずきつつ聴聞されていました。
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外陣の大太鼓も堂内に響き、13時より彼岸会法要が始まりました。このご法要では住職長女石堂礼華さんの得度式を受けられた奉告法要を兼ねてお勤めしました。
一中吹奏楽部御堂コンサート
皆さんとご一緒に声たからかに「しんじんのうた」をお勤めし、お彼岸のご縁に会わさせていただきました。礼華さんの儀式、住職のご法話も終わり、いよいよ恒例になりました江別第一中学校吹奏楽部の御堂コンサートです。今年も歌を交えてアンサンブルを発表してくれました。
先ずは部員全員での「校歌斉唱」です。地元地域の学校だけに、懐かしい想いで聞かれた方も多いと思います。ちなみに眞願寺の寺族も代々卒業生です。
アンサンブルは「風の丘」「トップオブザ ・ワールド」「おもちゃのアヒルの大冒険」「晴れた日は恋人と市場へ」「ムーンリバー」「デイ・ドリーム」や「ルパン三世」「笑点」などのおなじみの曲も演奏してくださいました。
そして角田部長さんの心こもったご挨拶をいただき、最後は皆さん存じの NHK 課題曲になりました「ふるさと」を合唱してくれました。とてもよかったですね。
ですから~拍手止まずアンコールの声がたくさんでました。急遽ご用意いただいたのが、編成でメイン奏者による「ライオンキング」でした。急遽でしたが、とてもよく、拍手・拍手でした。ここで終了と言うことで、これも恒例になりましたがお寺から「大福餅」をさし上げて、閉会となりました。
さて、9月24日は定期演奏会が市民ホールであるそうです。特に8月に行われたコンクールでは見事金賞となり、北海道大会に行くことになったそうです。皆さんで応援したいですね。
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