坊守から・平成29年3月

投稿日:2017年4月14日

たらの芽の 煮ても焼いても くふ処 (俳句:正岡子規)
何だか美味しそうで、春が待ち遠しくなる句です。
テレビのバラエティ番組に毎回着物で出演されている俳人の「夏井いつき」さんを知っていますか?芸能人が作った俳句を超辛口で添削され、「才能アリ!才能ナシ!」とズバッと言われる面白い方です。時々見ていると、私も俳句を作りたくなるのですが、何せセンスがないので上手く作れません。難しいですよね。
その方が書かれた本を読むと、「俳句は生活のすべてとつながっているので、身の回りのどんなことでも詠める。毎日作ること。大事なのは作り続けること。」だそうです。脳トレにもなるそうですよ!始めたら楽しそうですよね。 考えてみると、私の毎日も仏教の教えとすべてつながっています。ついついお経が長いとか仏教の教えが難しいとか言ってすぐに避けてしまいますが、耳をかたむけて聞き続けていると、少しずつですが心に入ってくれる気がします。まずは不平不満を言ってしまう悪いところを反省しなくてはなりませんね。
子供達は春から新たな旅立ちとなりました。私もひと区切りの年齢となり、今年は何か一つでも長く続けるということを目標に過ごしていきたいものです。

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