各地で災害が続いた今年の夏、被災された皆様は日々ご苦労いただいていることでしょう。北海道でも大雨による被害もあったり、日照りが少なく農作物に影響が出ているようです。台風21号の被害も気になるところです。どうかご注意の中でお過ごしください。
今年もお盆に多くの皆様がご参拝されました。13日より3日間の朝7時お朝事には、毎日40名の方が参拝されました。ご一緒に正信偈をお勤めし、住職の法話に耳を傾け、一日の始まりを過ごしました。
法話では三日間とも、拝読浄土真宗のみ教えより「聞くことは信心なり」を拝読され、その意味を深くいただきました。
13日午後1時、年に一度の第壱納骨堂・第貳納骨堂・一處廟の追悼会にもたくさんの方が参拝されました。最後は一處廟で住職の法話があり、必ず再び会える世界があること、法名と戒名の違いを説明され、生きているときから帰敬式を受けて法名をいただき、名実ともに門徒としての人生を歩みましょうと話されました。
15日の初盆会にはご本堂あふれる方が参拝され、賑々しくお勤めしました。昨年7月より今年の6月までにご往生された方のご家族を中心として参拝され、お別れされて初めての「お盆」を、ご本堂で大切な方を思い出されつつ、手を合わせておられました。
法要後の住職法話では、「別れの中からの出会い」と題して、話がありました。悲しみのご縁より、みほとけとなられた方のお導きにより、真実のみ教えに出会ってください。
ご法要は迷いの中で生きている私の為の行事であり、仏教は私が仏にならさせていただく為の教えですと、聴聞いたしました。
16日も午後1時より多くの方々とお盆のご法要参拝をしました。
阿弥陀経のお勤めの後の住職の挨拶で、お盆期間中に法務員として奉職された20代の方々に自己紹介を促されました。足のサイズと年齢・名前・寺号・住所などを順番に話され、若い僧侶の方々がたくさんお勤めいただいている事を微笑ましく拝見しました。
上写真、左から水之江唯顕さん、麻布愛さん、石堂廓成さん、そして石堂礼華さん。
8月3日まででお帰りになった佐々木了俊さんも一週間奉職されました。皆さん将来はきっと住職などになられてご活躍されることでしょう。
ご法話は昨年同様三笠市善行寺名和康成師にわかりやすくお話いただきました。そして今年もご法話が終わったところで、誕生日のプレゼントが贈呈されました。もちろんお好きな芋焼酎です。お誕生日おめでとうございます。
お盆の特別な企画として、眞願寺門徒さんで中央町の西村さんが営んでいるピッコべーカリーというパン屋さんと、江別の念珠専門店の長岡念珠店さんに、お盆中出店していただきました。
焼きたてのおいしいパンをその場でも召し上がれるよう休憩所も準備しましたので、なかなかの好評で、毎日売り切れていました。長岡念珠店さんも、自分の子供や孫さんにお買いになられたり、腕輪念珠や指念珠など、仏壇の消耗品なども人気があったようです。修理の受付もされていたので、結構皆さん喜ばれていました。西村さん、長岡さん、ありがとうございました。
16日の午後4時より納骨堂の清掃作業がありました。お手伝いいただいた皆さん、心より感謝申し上げます。年々少なくはなりましたが、納骨堂のあげっぱなしお供物は、まだたくさんありました。本当にもったいないことです。 3年ほど前から近所の児童会館にお菓子など寄贈してとても喜ばれています。供物をそのまま放置して粗末にするのであれば、お供物としてお供えする意味もなくなります。皆さんのご協力、宜しくお願いします。