9月20日、素晴らしい秋晴れの朝を迎え、一週間のお彼岸が始まりました。境内の草木からも、初秋を感じる朝でした。仏花は前日に生けましたが、境内の剪定で切り落とした洋松の枝を真にしてみました。松が報恩講まで持てばいいですね。
さて、初日から60名を超える方々が参拝くださいました。お互いに台風と地震の体験を話しつつ、励まし合っておられました。ご法要では「しんじんのうた」を皆さんとご一緒に声高らかにお勤めしました。
四日間のご法話は、帯広市大正町より桃井信之師にお越しいただきました。御門主さまのお言葉より、如来の願いを聞かさせていただく私は、煩悩を好まなくなるようになっていくこと、わかりやすくお解きくださいました。
法要後は眞願寺の門徒でシンガーソングライターの正木侑里さんによる御堂コンサートがありました。自ら作詞作曲された中から、「夏の終わり」「With」「ivory」「DUO」などを歌ってくださいました。お彼岸のお荘厳ととのった素晴らしいお御堂で、響きわたるきれいな歌声に、皆さんと聞き惚れながらあっという間に時間が過ぎていきました。
また、皆さんがよくご存じの「朧月夜」も歌ってくださり、ご一緒に口ずさむ方も多かったようです。今度は眞願寺の歌や仏教讃歌なども歌っていただければと思います。
コンサートが終わり、CDの販売とサイン会があり、皆さん喜んでサインをもらっていました。台風に地震、そんな大変な事もあった昨今、お寺で心癒やされるひとときでした。23日までお彼岸の法要です。特に23日はは江別第三中学のマンドリン部の皆さんが演奏してくれます。是非おいでください。