みんなでゲーム!? 笑って元気!
「わくわくお楽しみ会」
北翔大学が主催する「子ども食堂地域食堂しんがんじ」が、11月3日に行われ、地域や親子ずれの方で賑わいました。午後3時より主催する北翔大学や眞願寺をはじめ多くの方々から寄せられたご寄付を元に、お弁当150食・季節の野菜・お米・お菓子などが無料配布されました。時間前には30名ほどの方がおいでになり、行列もできました。
用意されたお弁当は、約30分で配布終了となりましたが、後から来られた方には、お野菜とお米が配布されました。来られた方は皆さん「ありがとうございます」と笑顔でお帰り頂きました。
また、ミニイベントの「わくわくお楽しみ会」が午後3時より1時間ごとに3回行われ、江別市社会福祉協議会から何でも相談のご案内をはじめ、大学生による「おちゃらかホイ」や「〇〇好きなのだーれ?」「動物まねリレー」のゲームで笑顔いっぱいになりました。
そして最後の「おしえて住職さん」ではちょっとためになるいい話を聞いていただき、ちゃんと聞いてくれた子どもたちにご褒美として魔法のメダルをプレゼント。そのメダルでしか回らない「ガチャガチャ」でお菓子いっぱいの景品袋をゲット。
最後におおきなお寺の鐘を撞いて、また来るねー!!と手を振ってくれました。
前回の8月26日はコロナ禍による緊急事態宣言下の為、配布のみとなりましたが、今回はコロナ禍の中でも出来ることを企画され、何とかその予定通り出来て良かったと思います。しかし本来であれば、あたたかな食事の提供と、「地域の居場所」として過ごしていただくことが目的です。現在感染状況は収まりつつありますが、安心の状態とは言えず、ひと月先まで見通せない現状でもあります。元のように安心して集える様になればと願うばかりです。
回を重ねる毎に、地域のボランティアの方も増えて参りました。「私に何かお役に立つことありませんか?」と自主的に申し出ていただく方も増えています。北翔大学の学生さんがメインとなり、それを大学とお寺そして地域の皆さんで支えあいながら、これからも続けていきたいと思います。
毎回参加した学生さん達には、帰るときにお弁当や野菜などが配られています。色々と話を聞いてみると、仕送りも少なく、奨学金とバイトで何とか生活していてたのみのバイトも少ないようで「食費はいつもギリギリです」と話してくれました。そんな学生さんにお米や野菜をわたすと「とっても嬉しいです!」と笑顔いっぱいで「また頑張ります!」と話してくれました。