4月24日日曜日、赤ちゃんの初参りである初参式に続いて午後1時より降誕会が勤まりました。内陣のお飾りもきれいな打敷と仏花、たくさんのお供物、赤い蝋燭が使われ、素晴らしい荘厳となりました。
コロナ禍ということもあり、感染対策を講じ参拝された皆様にはご協力をいただき、YouTubeとInstagramでライブ配信も行いました。
導師を勤める住職は七条袈裟をまとい、親鸞聖人御影に焼香し、法要が始まりました。お勤めは親鸞聖人がお示しいただいた「正信偈」を拝読し、有縁の皆様とご一緒にお祝いのご法要をお勤めしました。
降誕会に引き続き、住職長男の廓成氏が帰られ、今後眞願寺で勤めることとなりましたので、ご奉告として「帰山法要」が行われました。法要では廓成氏が導師を勤め、門信徒皆さんとご一緒に喜びの中で讃仏偈を唱和しました。
法要後、住職の挨拶に続き廓成氏は『一法務員として、今日よりお勤めさせていただきます。皆様のお家にも伺うと思いますので、どうかよろしくお願いします。』と挨拶されました。
門信徒を代表して役員の安孫子氏は「大学、本山の勤式、大阪の寺院で法務員として学ばれて、9年ぶりに帰ってこられた。本堂の垂れ幕には『未来へ受け継ごうこのお寺を』と書いてある。いずれ廓成さんもそういう時期が来ると思うが、その時を目指して気持ちを高め、経験を積んでいってほしい。眞願寺は未来ある安心したお寺になって本当に良かったと思う。ようこそお帰りくださいました。』と感動の中で挨拶されました。
引き続き門徒の川村恒宏氏が叙勲され、宗派より表彰状が届きましたので、札幌組組長である住職より伝達が行われました。川村氏は長年江別市議会議員として活躍され令和3年秋の叙勲において旭日双光章を受章されました。長年のご功績に感謝し心よりお祝い申し上げます。
休憩の後のご法話は、ニセコ町照覚寺住職の佐々木塁師でした。この度もギターをご持参いただき、皆さんよく知っている歌を交えて、『お慈悲のぬくもり』をテーマにわかりやすくお念仏のみ教えをお説きくださいました。ご法要とご法話はこの右上ライブ配信動画か YouTube眞願寺チャンネルよりご覧ください。
法要後広間で記念の写真を撮らさせていただきました。コロナ禍と暴力が絶えない昨今ではありますが、お念仏のみ教えとこの素晴らしい眞願寺を、次世代へと受け継いでいけるよう、皆さんと歩んでいきます。