21日(三日目)、先ずは仙台別院へ参拝、隣接するボランティアセンターに訪問し、札幌組の支援金を伝達する。
教務所長より現状の説明を頂き、現在行われているボランティア活動の内容を聞かさせていただきました。
別院を後に前回も立ち寄った名取市の閖上小学校を視察、半年前より体育館の中は物品(遺品)がだいぶ片づいていたようです。特に衣類はすべて無くなっていました。その隣にある閖上中学校にも足を伸ばし、津波に逃げ遅れた14名の生徒の碑に参拝。高台より広浦より閖上まで、消防署と大きな寺院のほかほとんど何もなくなった街を眺め、津波の恐ろしさを実感しました。
昼食は半年ぶりに閖上さいかい市場に立ち寄り、お酒や笹かまぼこなど名産を買い、帰路につきました。
震災から2年半がたち復興が進んでいる地域と、まったく手つかずの地域との差が激しくなってきた現在、未来がなかなか見えない中で避難先で生活されている方々もまだ多くいらっしゃいます。今後、私たちに何が出来るのか。そんな新たな疑問を持ちつつ、取り組みを進めていきたいと思います。門信徒皆様のあたたかいご理解とご協力を今後ともよろしくお願い申し上げます。 おわり (戻る ① ② )