4月26日(日)、曇りのお天気でしたが、朝早くから境内の幕などの設置とお斎の準備に、総代・壮年会・婦人会の方々がご奉仕に来てくださいました。ありがたいことです。お寺の行事も、皆さんのご協力があってからのことと、いつも感謝しております。
10時半頃より初参式の受式者ご家族皆さんが、ご参集くださいました。かわいい赤ちゃんをだっこして、にこやかな笑顔でお寺においでいただきました。受付を済ませて、式章・念珠・せいてんをいただき、お名前の書いてある座布団にお座りいただきました。式の説明があり11時より初参式、大きな音の鐘がなり、式が始まりました。
導師の住職のひょうびゃくで、6名の受式者の名前を読み上げられ、「~人身受けがたくして今すでに受け、弥陀の大法遇い難くして今すでに遇う。これまことに深厚の宿縁であり~」と申し上げました。
そして「らいはいのうた」のおつとめ中に、受式者ごご家族皆さんにお焼香をしていただきました。おつとめも終わり、住職より「初参式についての消息」拝読と法話がありました。6名の赤ちゃん、そしてそのご兄弟もいらっしゃったので、泣き声や、動き回ってざわざわしたり心配しましたが、不思議なぐらい静かにご法話も聞いていただきました。
法話が終わり、受式者、そしてお母様に記念品を贈呈しました。記念品は住職より一人ひとりに命名と一言を書いた初参式のアルバムと、合掌人形です。受式者は誰も今日のことを覚えていないと思いますが、受けさせていただいたご縁に、いつの日か感謝し、お念仏いただく人になっていただければと願うばかりです。
式も終わり笑顔で記念写真をとり、婦人会が作っていただいたお斎をいただき解散となりました。こんなに笑顔あふれる行事は、この初参式以外ないでしょう。
親鸞聖人のお誕生のお祝いにあわせて、行っている眞願寺初参式、来年も多くの新生児が受けてくだされば、ありがたいと思います。