10月も晦日を迎え、いよいよ11月になります。例年この時期は美しい境内ですが、今年は特に山門横の楓が美しく秋色に染まっています。今朝は気温が下がり靄が立ちこめましたが、10時には青空になりましたので、写真を撮ってきました。
春の新緑もすばらしいのですが、夏から秋にかけて精一杯お日さまを浴びて役目果たし、真っ赤に染まって散りゆく姿は、いのちの営みを感じます。散った枝には、明年に出でる芽が見えていました。
カエデ、ナナカマド、サクラ、ツツジ・・・。これから厳しい冬を乗りこえて行く力強い針葉樹の緑と、次へと受け継ぎ、散って行く秋色に染まった落葉樹、そして青空と太陽、美しいですね。
昨日は婦人会の有志の方々で、春に植えていただいたお花のプランターを片付けに来ていただきました。そのついでに落ち葉の清掃もしていただきました。美しく見える境内、そこには皆さんのこころあたたかなご奉仕があるからこそと、感謝です。
先日、江別にある千古園をのぞいてきました。ここの紅葉もすばらしいですね。ご苦労いただいた開拓の歴史を感じつつ、落ち葉の絨毯を歩いてきました。そこに木の実を拾うご婦人がおられ、話を聞くと『ブナの実』と言うことでした。こんなに大きくなるまで何年かかるのだろうと思いつつ、一緒に拾ってきました。さあ、どこに植えようかと、思案しています。
駅前の江別市水道庁舎まえの植木も、雪囲いをしていました。もうすぐ冬ですね。