今日(10月19日)は秋晴れのあたたかないいお天気になりました。10月も後半に入り、雪虫も飛ぶようになりました。境内の紅葉も日に日に深まってきたようです。
緑一色だった6月からあっという間に夏も過ぎ、早足で冬仕度の季節になってきました。明日からは一段と寒くなるようでrす。
風邪もはやってきているようです。うがい手洗などをこまめにして予防して下さい。
さて、ひと月前の行事報告になります。秋の彼岸会が9月19日より四日間修行させていただきました。四日間でのべ380名の参詣を頂き、ご一緒に尊いご縁を頂きました。
ご法話は諸般の都合により急遽11月の永代経にご縁を頂く予定だった、清水谷篤仁師においでいただき、秋彼岸の予定だった加藤尚史師に秋永代経にお越し頂くことになりました。ご両人とも熊本県のご住職であられ、特に秋彼岸にご縁いただいた清水谷師は、熊本市内本荘町の新公寺様で、熊本地震によって境内は現在更地となっていらっしゃいます。地震の被害をもろに受けられ、本堂・庫裏すべて解体せざるおえなかったということです。現在は知人の集合住宅に仮住まいをされ、お子さん3人とご一緒に避難生活をされています。そんな大変なご事情ではありますが、だからこそ、北海道の地にお越し頂き、現実から少し離れて一息入れて頂ければと、お越し頂いたことです。
笑いあり、涙あり、そして心を寄せ合いながら、熊本の復興を願いつつ、門信徒皆様と聴聞させていただきました。
初日19日、ご法話が終ってから御堂コンサートということで札幌龍谷学園高等学校の吹奏楽部の皆さんにお越し頂き、とても楽しく演奏を聞かさせて頂きました。春のお彼岸では毎年江別第一中学校の吹奏楽部皆さんにお越し頂いていますが、高校生の演奏は、落ち着いた雰囲気の中で、参詣者も参加しつつ楽しい一時でした。
先ずは恩徳讃の演奏に合わせて皆さんと一緒に歌い、真田丸のメインテーマ・麦の歌・雨のち晴レルヤ・365日の紙飛行機など、皆さん聞き覚えある曲を演奏して頂きました。
参加型ということで、「イントロクイズ」があり、豪華景品も用意され、耳を澄まして曲目を当てて楽しみました。結構簡単でした(笑)
また、指揮体験コーナーでは、顧問の先生にデモをして頂き、3人が挑戦しましたが、初めの吹き出すところの指揮が難しかったようです。「剣の舞」というテンポ早い難しい曲でしたし大変だったようです。見ている側はとても楽しかったです。(笑)
そして「明日があるさ」・アンコールは「いい湯だな」ということで、楽しい演奏も終了。住職から生徒さん皆さんにお礼として図書券を渡されました。顧問の野口先生、そして吹奏楽部の皆さん、本当にありがとうございました。
ちなみに部員の中に江別第一中学校吹奏楽部の卒業生も2名いて、この本堂で演奏した経験がある子供が、再び演奏していただいたのは、とてもうれしいご縁でした。