今年もあと10日となり、忙しい日々が続いています。眞願寺でも年末年始の行事の準備もあり、年度末の事務仕事もあり、院内ばたばたとしております。道内では鳥インフルエンザによって、「殺処分」という言葉を聞き、「食の安全」を保つために失われていく「いのち」を思い、心痛めつつ過ごしています。
例年に比べると降雪量も多く、-10度を下回る日もあり、しばれる日も多くなってきました。寒暖の差も激しく、道路は荒れて交通事故や転倒による救急搬送も多くなっているようです。境内も16日の朝の様子です。16日は特に境内も凍りつき、ダイヤモンドダストも見えました。
さて、その16日は今年最後のご命日法座でした。眞願寺スタンプラリーの35座目、最後のマスということで、受付においでいただいた方は、そのマスにスタンプをいただかれながら、数をかぞえていました。そして参詣いただいた皆さんとご一緒に正信偈のお勤めを唱和させていただきました。
ご法話は院内ということで、法務員の竹澤真哉さんに、初めてのご縁をいただきました。ご法話されるのもはじめてということで、だいぶ緊張はされていましたが、ゆっくりとした話し方で、わかりやすく自分の経験を元に「有り難い」という言葉より、ご法話いただきました。きっとこの日の晩は熟睡出来たことと思います。お疲れ様でした。
中一日あけて18日は壮年会の例会と忘年会が行われました。年末の日曜日ということもあり、お寺でのご法事もありましたが、終了しまもなく午後2時より例会が行われました。35名以上の会員が参集いただき、調声に木村達副会長、両脇に森好幹事・熊野幹事の三名にお願いし、讃仏偈のお勤めをさせていただきました。
住職・責任役員・会長の挨拶の後、稻垣心平法務員のご法話となり、会員の皆様とご一緒に聴聞させていただきました。稻垣氏のご法話では「摂取の光明」ということで、阿弥陀如来のお心をかみ砕いてお話しいただきました。
終了してから会場を市内の焼肉店に移動し、楽しい忘年会となりました。会員一人ひとりが一言ずつ「思い」をスピーチしていただき、益々友垣の輪の絆が強く結ばれた尊い一時でした。
年末になり、風邪やインフルエンザも各地で流行してきたようです。皆様ご自愛いただき、年末お過ごし下さい。そして大晦日は除夜会~除夜の鐘~元旦会と、年越しを眞願寺でお過ごし下さい。