一部を終了し、休憩前に眞願寺婦人会会長よりご挨拶がありました。今年は会が結成して100年の記念事業を行なうことになっており、その中で今回のコンサートにも協力をいただきました。そのご縁もあり、平素より会員親睦と法座でのお聴聞、そして楽しい研修旅行などを行なっていることなど、ご紹介いただきました。また、新たな会員も募集していますので、是非にとのお話しでした。(当日パンフレットにも掲載)
さて、第2部は津軽三味線ということで、江別にある八章会の皆さんに出演していただきました。会を取り仕切る渡辺八章さんの進行で始まり、お弟子の小中学生5名が壇上に上がり、素晴らしい演奏を聞かせてくれました。
なにしろ、子供達は一生懸命に腕を伸ばし三味線の弦を押さえ、演奏している姿には、皆さん拍手拍手でした。まずは皆さんご存じの童謡を何曲か演奏していただき、口ずさみつつほほえみながら、鑑賞されていました。はるよこい・めだかの学校・鯉のぼり・ふるさと・等々
そして津軽三味線では有名な歌入りの曲、津軽あいや節・津軽じょんがら節を披露してくださいました。歌に入るまで、歌担当の子供は、直立不動できちんとしている姿、そしてそれまでの三味線がまた素晴らしかったです。
その両方がマッチしているからこそ、私たちを感動させるのでしょうね。そして桜吹雪、あとはだりじょんがら節と演奏して頂きました。
最後は渡辺八章さんの懐かしい演歌を尺八で演奏して頂き、あっという間に1時間が過ぎていきました。
最後に住職より「地域に開けた楽しいお寺・眞願寺をこれからも皆さんと盛り上げて行きたい。今日はようこそおいでいただきました。」とお礼申し上げました。
2時間半というあっという間の御堂コンサートではありましたが、眞願寺いちょう会・眞願寺婦人会の皆様はじめ、そして記録写真は花岡勝美さん、ビデオ撮影は筒渕裕浩さんなど、多くの方のご協力ご奉仕をいただき、でき得たこととあらためて感謝させて頂きます。また今回のコンサートにあわせて、本堂の照明施設をLEDに更新し、特に内陣照明もコンサートなどにも適用できるよう、増設しました。お陰でとても見栄えがいい内陣になり、皆さんも喜んで頂けたと思います。
最後になりますが、出演いただいた札幌雅友会の皆さん、札幌龍谷学園高校宗育局の皆さん、八章会のみなさん、特別出演の佐々木重昭さん、本当に得ありがとうございました。また、開催の掲載をいただいた北海道新聞さん、まんまる新聞さん、ポスター掲示をしていただいた理容室惠美さん、喫茶アップルさん、味処かわ路さん、お口添えいただいた多くの皆さん、そして今回のご縁を結んでくださった婦人会会員阪本テル子さん、孫さんで演奏して頂いた阪本拓都くんにも、心より御礼申し上げます。是非来年も一般公開の催しを開催したいと思います。