平成最後の元旦会

投稿日:2019年1月10日

穏やかな大晦日でした。さほど荒れることもなく31日午後2時より壮年会有志の皆さんにより、除雪と除夜会の準備作業が行われました。境内の隅々まで除雪し、清水産業さんのご協力できれいに排雪していただきました。

鐘楼堂・山門・そしてご本堂の御荘厳も整い、日も暮れていきました。ご奉仕いただいた皆さん、ありがとうございました。

午後10時には壮年会のご奉仕の方々が集合され、かがり火に灯がともり、参詣者のお出迎えが始まります。寒い北海道の大晦日ですが、今年もおかげさまで境内を明るく照らしてくれています。

午後11時より受付が開始し、除夜の鐘の整理券が配布されます。受付のご奉仕、毎年ありがとうございます。

午後11時半より除夜会が始まりました。皆さんとご一緒に重誓偈をおつとめし、住職より一口の法話がありました。年末によくある「忘年会」は意味的にどうなのか、「年を忘れる会」ではなく「一年間を感謝する会」であってほしい。であれば「謝年会」であるべきでは。除夜会、まさしく徐々に夜も暮れゆく中、今年も一年間なんとか過ごしてこれたことを感謝し、鐘の音を体全身に受け止め、今あるいのちの尊さを共に尊びあいながらお過ごしいただきたいと、お話ししました。

いよいよ除夜の鐘が始まりました。今年も多くの方が参拝されたので、108打の後もしばらく続いていました。その響きの中で新年をお迎えしました。

午前0時半、元旦会のおつとめです。除夜の鐘を打たれた方も、あたたかな控え室で甘酒を召し上がりつつ、元旦会に参詣されます。雅楽に音色の中、住職がご本尊に焼香、ご一緒に合掌礼拝し、讃仏偈をおつとめしました。おつとめの最後にそれぞれの御尊前に住職が焼香されました。

続いての法話では、「住職年頭の書」よりご縁に会えた喜びを感謝しつつお念仏をいただきましょうと話しました。

引き続きお楽しみ抽選会です。まずはくじを引いていただき、みごと引き当てた方にA賞よりE賞の景品のイチゴやワインなどが贈られました。特別賞には豚しゃぶセット、ハム・ソーセージセット、そして「住職年頭の書」などがありじゃんけんゲームで見事勝ち残った方に贈られました。

たのしい真夜中の抽選会も終わり、恒例お土産の「北菓楼おかき」を各々家路につかれました。ご参拝くださったみなさん、ご奉仕いただいた皆さん、ありがとうございました。

 

 

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