御正忌法座を終えて

投稿日:2019年1月23日

1月も中旬になり、北海道も荒れる日が多くなりました。吹雪による交通麻痺や事故も多くなっています。境内も強風により屋根の雪が積もり雪庇も出来たり、その対応に追われています。昨日午後から少し日がさしたので、法務員さんが雪下ろしをしてくださいました。

さて、そんな厳しい北海道の冬ですが、1月16日は御正忌法座が行われ、足下の悪い中ではありましたが、70名近くの方が集い、お念仏申させていただきました。

正信偈のお勤めに、御文章の「御正忌章」を住職が拝読、ご一緒に親鸞聖人のご遺徳を偲び手を合わせました。

ご法話は増毛町の藤順生師が出向いただき、親鸞聖人の御生涯をひもとかれながら、わかりやすくお話していただきました。

ご法話の休憩時間にはロビーで住職のお土産である京都のお茶菓子をいただきながら、笑顔がこぼれていました。

ご法話の最後は蓮如上人がお示しくださった「領解文」をご一緒に出言し終了となりました。

午後4時からは定例の総代会が開かれ、事業報告と決算・事業予定と予算などが審議され、門信徒総会に向けての準備と、これからの護持運営について、貴重なご意見をいただきました。

16日の前日まで3日間、今年も京都本願寺の御正忌報恩講に出勤させていただきました。特に9日の初日には、御門主様より4年後修行される親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年についての消息が発布されました。

30年前に私が経験した道を、同じように歩み研修をさせていただいている長男が、この御正忌のご法要に一緒に出勤させていただいたことも、大変ありがたく感無量のおもいで過ごさせていただきました。娘も成人を迎えさせていただきました。多くの皆様にお育ていただき、輝いている二人の姿を見ると、目頭が熱くなる今年の正月です。

 

 

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