今年度第1回 住職講座(7月16日)

投稿日:2019年8月23日

猛暑の8月上旬いかがお過ごしでしたか?お盆も終わり江別では心地よい風が吹くようになりました。あと一週間で9月になります。今日は強い雨が全道で降りそうですね。大雨にご注意ください。

さて、第1回住職講座が7月16日に行われ、60名を超える方々が聴講に来ていただきました。御門徒さんだけではなく、お寺とのご縁がない方や、葬儀業者の方にも来ていただきました。講座の最後には多くの質問をお寄せいただき、とても有意義な講座が出来たと思います。先ずはご本堂で親鸞聖人ご命日のお勤めを致しました。皆さんと大きな声で正信偈をお勤めし、親鸞聖人のご遺徳に感謝しお念仏申させていいただきました。

会場を大広間にかえて、一般家庭用のお仏壇を準備し、講座が始まりました。御門徒さんのお仏壇にありがちなお飾りもまちがいや、注意点などをふまえてお話ししました。

お掃除をされた後に、まちがって仏具を飾られている場合や、用途が違う場合も多く見られます。「打式」のかけっぱなし、供物の台の置きっぱなし、三具足の飾る場所、経卓(机)の上に置かれている物、リン(金)の用途と打ち方、などなど。

ご本尊も正式な物をご本山(本願寺)からお下げされるようにお勧めしています。いわゆる街版との違いと「裏書」の御印なども説明いたしました。

仏花についても、何度か仏花のいけかた講習会を過去にしましたが、簡単できれいにいけられる一方法をお見せしました。休憩時間にお持ちになられたい方に、差し上げました。

後半は葬儀関係の儀式の中でよく勘違いをされる事ですが、本願寺派では正式に「枕経」とは言わず「臨終勤行」を申しています。何故臨終勤行というのかというお話と、中陰壇のお飾りについても、詳しくお話をしました。

 

次回の住職講座は12月15日(日)となっています。昨年のご本堂の内陣で法要体験も好評だったので、行いたいと思います。また神棚と仏壇が同じ部屋に飾っていいのか?と言うことに今回触れなかったので、それを含めて年末年始の過ごし方(仏事)や喪中と年賀状など、皆さんと考えていきたいと思います。

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