規模縮小~秋のお彼岸~

投稿日:2021年10月21日

10月も半を過ぎ、境内も秋が深まってきました。ナナカマドやドウダンツツジやオンコの実も赤く染まりはじめています。

 

 

イヌサフランも綺麗です。

 

また、掃いても掃いても降ってくるのが落ち葉です。綺麗になったかと思いきやひと風で元の通りに。しかしそんな中で、お掃除のご奉仕に来てくださっている方もおられます。有り難いことです。

さて、9月のお彼岸の報告です。

緊急事態宣言下の秋のお彼岸となり、各ご寺院では大変ご苦労されたことと思います。眞願寺では法要を中止することも考えましたが、聴聞を第一とする浄土真宗の寺院なので参拝される方にも協力をお願いし、お勤めすることとしました。

9月20日より23日の四日間、規模縮小、時間短縮、そして体温計測・マスク必着・消毒の徹底・ソーシャルディスタンス・第二会場の設置などの対策を講じ、YouTubeとInstagramにてライブ配信を行いました。

 

初日から三日間は、『さんだんのうた』をお勤めし、引き続いて住職挨拶。ご法話と約1時間で行いました。

ご法話は四日間、納内圓覚寺ご住職轡田光章師にお取り次ぎを頂きました。なれ親しんでいる「正信偈六首引」のご和讃「弥陀成仏のこのかたは」より六首をお紐ときされ、わかりやすくお話しくださいました。

四日目は縮小しながらではありましたが小さなイベントを開催し、少しだけ皆さんに楽しんでいただきました。法要と法話の後、「田岡あすみさんのミニミニ演奏会」を、春のお彼岸に引き続いて秋もお願いすることになりました。

田岡さんは眞願寺の門徒さんで、オーストリアで研鑽を積まれ、昨年秋に完全帰国し訪問レッスン専門音楽教室「バウムヴァイオリン教室」を主宰されています。今年の2月、実父が往生され悲しみの中ではありましたが、お寺で演奏のご縁などを通して、手を合わせる日々を過ごされています。

今回は「情熱大陸」など演奏して頂きたい曲をお願いし、最後には恩徳讃も演奏して頂きました。

御堂に響くヴァイオリンの音は、本当に素晴らしいですね。皆さんとこころ癒やされるひとときを過ごしました。これからもご活躍されますよう、願っております。当日の模様は右上の過去動画よりご覧ください。

また、札幌でも有名なスイーツのお店「ドルチェ・ヴィータ」のキッチンカーに来てもらい、美味しい焼き菓子やおはぎ、江別小麦のパンなどの販売がありました。店主の安孫子政之さんは、眞願寺の門徒さんでもあり、写真のご夫婦も実はこの本堂で結婚式を挙げられました。

参拝に来られた方もご存じのかたも多く、ご用意いただいたすべての商品が完売となりました。本当に良かったです。29日報恩講にも販売していただくことになりました。

お越し頂き参拝された方をはじめ、ライブ配信で参拝された方、ただご自宅で手を合わされた方、それぞれ私に仏縁をお勧めくださった多くのご先祖に感謝し、お念仏申していただいたお彼岸の四日間でした。

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