婦人会報恩講・会員追悼会

投稿日:2012年12月2日

12月に入り、いきなり大雪になり、早くも境内の隅には雪山が出来ました。1日はまさしく「どか雪」となり、いきなり真冬になったようです。そんな寒い中、明日の婦人会報恩講準備に役員の皆様が、厨房でお斎の準備をされていました。

粉雪混じりの天気になった2日、午前11時より婦人会報恩講そして会員物故者追悼法要が行われました。ご本堂には80名を超える会員に参詣いただきました。この日は婦人会と言うこともあって、坊守も出勤しご挨拶させていただきました。

おいしいお斎をいただき、午後から「住職と語る会」と言うことで、膝を交えなごやかな中でお話しさせていただきました。

近年、行われている『仏事相談』のいろんな事例を紹介し、「あなたなら、どうお答えになりますか?また、そんな時どうしますか?」と、皆さんにもいろいろとご意見を聞かさせていただきました。いずれにしても、多種多様な相談が増えています。

 

でも相談に来られると言うことはとてもいいことであり、答えにはなりませんが、私なりの次ぎへのアドバイスが出来るのでは無いかと思います。そこでもう一度お考えいただくことが出来るのでしょう。しかし、ほとんどの場合相談にもこられず、大切な仏事をご近所や業者さんの話をそのまま受けとめて行かれる場合が多いようです。「仏事」の事であれば、お寺にご相談いただきたいものです。

多くの質問もいただきました。『亡くなったご主人が散骨を希望していたのですが、私は出来ないでいます。どうしたら・・・?』『お仏飯をお供えする時間帯は夕方でもいいのでしょうか?』『家具調佛壇がありますが、お寺としてはすすめられますか?』などなど。一つ一つが私にとっても学びになります。尊い一時でした。

三時過ぎ、皆さん各々お帰りいただきました。雪によるスリップや自動車に気をつけてお帰り下さい。

境内の野鳥餌台には、12月よりひまわりの種など、まきはじめました。やがて雀もたくさん来ることと思いますが、先ずはシジュウガラの仲間がたくさん来ています。愛らしい姿にしばし事務仕事を忘れ、バードウオッチングしてました。気に入った写真をUPしますのでご覧下さい。

明日は「秋初穂感謝法要」です。お米をはじめ、あらゆる食材(いのち)をいただいています。皆さんで感謝しつつ、ご法要をお迎えしたいと思います。どうぞ足下お気をつけいただきご参詣下さい。