年末の道内はあれたお天気が多く、大晦日の天候も心配されましたが、雪こそ降りましたが荒れ模様にならずにご法要をおむかえしました。
31日の午後2時より壮年会のご奉仕により、境内の除雪作業と、準備をしていただきました。今年も20名以上の会員の方々がお忙しい年末にもかかわらず、ご奉仕いただき、二時間ほどで除雪と準備が整いました。
午後11時より境内の松明に火が灯り、いよいよ参詣者のお出迎えです。松明のもえる「パチパチ」という音と明かりの中、雪を踏みしめる音が、静寂の中に響き、ご本堂へと足を運ばれました。
午後11時半、ご本堂で除夜会は始まりました。皆さんとご一緒に『重誓偈』をお勤めし、住職より「梵鐘の音」についてのお話しを、させていただきました。
除夜会が終わり除夜の鐘が始まりました。先ずは合掌し、一年間の感謝と新たな年を迎えさせていただく慶びを心におもい、心を込めて撞木を握り打っていただきました。音の響きを心に受けとめ、新年へと過ごしていただきました。
除夜の鐘が百八打をすぎる頃、元旦会が始まりました。皆さんご一緒に『讃佛偈』をお勤めし、住職より年頭のご挨拶と法話がありました。
元旦会が終わり、お楽しみの新年くじ引きが行われ、10名の方とじゃんけんゲームで勝った方に特別賞としてお花のアレンジをさし上げました。
世界では温暖化が進んでいるようですが、その影響で北海道は寒波が南下して降雪量も年々増えてきているようです。今年も寒い日が多くなり、降雪量も増えそうです。どうかご注意いただきながら、お過ごし下さい。