16日午後1時より眞願寺御正忌法座が行われました。天候の心配もありましたが、50名の参詣をいただき、親鸞聖人の御命日をご縁として、御正忌法座をお勤めいたしました。
ご法要では、皆さんご一緒に『正信偈』をお勤めし、ご文章は『御正忌章』を拝読させていただきました。蓮如上人の親鸞聖人への思いが伝わってまいります。
ご法要後は毎年同様藤順生師のご法話をいただきました。阿弥陀如来より賜る「ご信心」のいわれをやさしくお説きいただき、時には笑い、時には目頭を熱くしながら、聴聞させていただきました。
ご法話の休憩時間には、ロビーでお茶タイムです。私がご本山に参拝させていただいた時のお土産(そばぼうろ)を、皆さんに召し上がっていただきました。
お帰りの時間の天候も気になりましたが、荒れることなく良かったと思います。足もとが悪くなり、お気を付けいただきたいと思います。
さて、11日~12日は京都の本山、西本願寺の御正忌報恩講に参勤させていただきました。毎年9日より16日まで修行され、全国各地よりご門徒の皆さんが参拝されます。眞願寺も昨年の御正当には皆さんと参拝させていただきました。
今年も11日の日中法要・逮夜法要、12日の日中法要には楽人(雅楽)として出勤させていただき、12日の中逮夜には結集として当別勝圓寺ご住職とご一緒に内陣に出勤させていただきました。
北海道から比べると、あたたかな京都ですが、御堂は暖房もなく、いつも寒い報恩講です。しかし親鸞聖人のご一生のご苦労を偲ばさせていただくと、寒さより感謝の思いがこみ上げ、お念仏があふれてきました。ありがたいことです。