14日より16日まで午後1時より春季永代経法要が行われました。残雪の残る境内ですが、概ね天候も良くたくさんの皆さんに参詣いただき、お勤めさせていただきました。
三日間のご法要では、初日は大無量寿経、二日目観無量寿経、三日目阿弥陀経と、浄土三部経をそれぞれお勤めし、三日目の満座にあわせて、秋より春に御進納いただいた開闢法要を修行しました。
三日目の開闢法要には60名以上の参詣をいただき、経切太鼓も加えて、賑々しくお勤めいたしました。ご法要終了後には、別室にて御進納いただいた施主・ご家族皆様に御礼申し上げ、記念のお扱いを贈呈させていただきました。
三日間の布教は初めてのご縁で、斜里町秀岳寺御住職の林川渉師に御出向いただき、無量寿経のお心を、おひもときいただきました。御門徒皆様も、大変わかりやすくいいお話しでしたと、喜んでいただきました。
開教以来130年になりますが、多くの方々が御浄財を御進納いただき、今日お念仏のみ教えをいただくことが出来る事、感謝の中でお勤めした三日間でした。このご法要を機縁として、心新たにし、御仏となられたなき方のおすすめをいただき、お念仏薫る日々を過ごしていきたいと思います。
境内の雪どけも日々進んでいるようです。駐車場に山となっていた雪もあとわずかになり、屋根から落ちた雪の山が、春の日に照らされて、輝いていました。クロッカスは満開となり、フクジュソウもお日さまめがけてきれいな花を咲かせています。雪割草も薄いピンクが見えてきました。
今年も門徒の木村さんより、桜の枝をいただきました。永代経にあわせて、お庭の枝を切っていただき、もってきて下さいました。仏花の真に使わさせていただきました。16日に満開となり、一足早い桜をみさせいただきました。
境内の桜はまだまだ堅いつぼみです。やはり連休頃になると思います。楽しみですね。
4月3日より三日間、団体参拝旅行がありました。東京の桜はすばらしかったですね。近日中にUPします。
20日は初参式と降誕会がございます。お寺の行事としては秋の報恩講と同様とても大事な法要です。親鸞さまのお誕生を心よりお喜び申し上げ、お祝いのご法要をお迎えしましょう。