除夜の鐘の響く中、新たな年を迎えました。0時20分、108打は終わりましたがまだ鐘の音が続く中、要開始前を告げる大太鼓が響き渡りました。この太鼓も作秋に張り替えられて、打ち始めということもあり、今までとは違った張りのある太鼓の音が響いてきました。
0時30分、行事鐘が打たれて元旦会が始まり、雅楽の音が流れる中、住職の焼香にあわせてご一緒に合掌礼拝をさせていただきました。
お勤めは「讃仏偈」でした。参詣の皆さんもご一緒にお唱えいただき、今年初めてのご法要を感謝の中でお勤めしました。
ご法要の最後には内陣のそれぞれ尊前で焼香をさせていただきました。
その後は住職の法話です。私の人生も昨年は昨年で断ち切り新しい年を迎えることは出来ず、現在・過去・未来と、不思議なご縁の中ですべてが繫がり、今があるのです。そこを受けとめつつ感謝することが大切なのではと思います。そこでどう生きて行くか、みほとけの教えを聞きつつ自己を見失わずに生きていきたいものですね。
法要も終わりお楽しみタイムになりました。先ずは髙間責任役員に一番くじを引いていただき、引き当てられた方が次の方を引き当てるという、「皆さん繋がるご縁くじ引き」をしました。
景品は腕輪念珠やチョコレートなどの例年と同じものと、ツムツムのぬいぐるみも出してみました。そしてジャンケンゲームで綺麗なお花、最後は住職の書をプレゼントしました。皆さん自分のくじを握りしめつつ、歓声と拍手の中、楽しい一時でした。時計は午前1時を過ぎ、参詣のすべての皆さんにお年賀をお配りし、お帰りいただきました。壮年会の皆様はじめご協力いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
今年はどんな年になるのでしょうか。事故や災害、悲惨な事件、そして戦争やテロなど、人命に関わることが少なければいいですね。といいつつ、フランスではテロが起きたようですね。悲しい現実が今起きています。遠い伊他国の事ですが、私には関係なくまったく無縁な事ではないですね。「世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ」親鸞聖人のお言葉が響いてきます。
除夜会・元旦会の動画は準備でき次第、UPさせていただきます。