春の彼岸会を終えて①

投稿日:2015年3月24日

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雪の少ない境内に、春の日ざしが差し込み、お彼岸初日の18日にはクロッカスやチューリップの芽が出てきました。今年の雪どけは昨年より10日は早いようです。きっとお花も早く咲くことでしょう。これも気候変動の激しさや温暖化の影響もあるのかもしれませんが、雪国に住む私達にとっては、ありがたいことですね。

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DSCF4463_edited-1去年(上)と今年(下)、同じ3月18日の山門付近の写真ですが、違いがよく分かりますね。

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DSCF4452さて、そんなあたたかな小春日和の中で、お彼岸のご法要も四日間、多くの方々に参詣いただきました。多くのご先祖を偲び、今ある私の「いのち」に感謝しつつ、ご先祖の導きによってみほとけの教えを聴聞させていただくのがお彼岸と思います。初日、二日目と60名以上の方々の参拝をいただきました。

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ご一緒に「しんじんのうた」をお勤めし、感謝の中でお念仏申させていただきました。ご法話は二日間、赤平市茂尻常照寺ご住職の佐々木重昭師にお取り次ぎいただきました。わかりやすく丁寧に、お話いただき、何事も私の事といただきつつ、お念仏のおいわれをいただきました。

 

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DSCF4522三日目はご法要の後は春のお彼岸で恒例になってきました「アッチカ」さんの御堂コンサートが行われました。前日までご法話いただいた佐々木重昭師がキーボード、川沿寶流寺ご住職の柴田範尚師がギター、そしてボーカルに「アッチカ」の常照寺衆徒の佐々木重厚師、厚別安楽寺住職の横湯誓之師が。ご本堂正面の仮設ステージに出演し、にぎにぎしくコンサートが始まりました。

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先ずは眞願寺の歌である「微妙」を歌っていただきました。普段、ご法座が終わりますと館内のBGMでかけていますが、やっぱり生の声はいいですね。

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そして「星たちの子守歌」や「生まれ来る子供達のために」など、震災で亡くなってゆかれた方々を偲びながらお話いただき、心に染みいる二曲でした。

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雰囲気を変えて、「みんなで歌うコーナー」では、歌詞カードを皆さんにお配りし、「愛燦燦」「上を向いて歩こう」「川の流れのように」の三曲を皆さんご一緒に楽しく歌わさせていただきました。DSCF4745

そして緊張しましたが、特別ゲストということで期待を持っていただきました、が、一人は石狩信教寺石田えりこさんがステージに上がられ、ふたり目は変装した男が入ってきたと思いきや、帽子・マスク・サングラスを取れば当寺住職(私)と言うことで、場内爆笑になりました。この二人と横湯誓之師の三人は、普段より札幌雅友会会員というこもあり、この日はギターやシンセサイザーと一緒に東儀秀樹さんの「越殿楽幻想曲」を演奏しました。初めての試みでしたが、何とか演奏できたかと思います。

DSCF4796後半も「生老病死」や「フクジュソウ」などの持ち歌を披露していただき、素晴らしいコンサートとなりました。この日も80名を超える参詣の方々とご一緒に、春のお彼岸の一日を御堂で楽しく過ごさせていただきました。

出演いただきました皆様、心より感謝申し上げます。

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