家郷隆文先生『阿仏尼』を粛粛と講じたりき今にして知る沙門であること 拾ひたる流木埴輪のかたちして小さな窪み胸乳にも似つ 今われの心幼しミキハウスに赤ちゃんの靴下選びてをりぬ ほころべる夫の布袍の身八口つ口閂止(かんぬきど […]
日: 2016年9月1日
老いて出会う
子供の頃、あんなに苦くっておいしくなかった山菜が、今は何よりもの好物となっている自分に気づくとき、こんなに変わるものかと驚く。逆に子供の頃大好きだった甘い菓子を口に入れると、「こんなに甘かったかなぁ」とすぐにお茶がほし […]
連載シリーズ 親鸞さまの里 2
親鸞さまは六十歳を過ぎて、常陸から京都へお戻りになられたという。残された弟子たちはそれぞれの地域の道場や寺に集まり、信心を守り発展させていった。指導者となったのが面授の弟子(直弟)たちであり、やがて『二十四輩』という名 […]
ほとけのこども
法務員 稲垣 心平 実家から古い写真が出てきました。 29年前母の膝の上に座り、念珠を食べている私。きっと何かの法要だったのでしょう。周りには式章をかけ、お念珠を手にしたご門徒の方々が座っていました。 4,272g […]
坊守から・平成28年9月
今年の8月21日(前住職の祥月命日) は台風の影響で強い雨の降る日でした。 毎年かかさず来てくださる叔母達。そして珍しく私達5人姉妹が揃い、総勢19名で賑やかにお参りをさせていただきました。 父が昭和62年満46歳 […]