大会二日目もいいお天気となり、多くの方々が参集いただきました。午前9時より朝のお勤めをさせていただき、早速研修が始まりました。この日も引き続き釈先生がお話しいただきましたが、宗教の学問的な枠組みのお話しからお説教と落語との接点まで、幅広くお話しいただきました。
そして二日目の実践は落語ですが、桂雀々師匠に登壇いただきました。場内は、師匠が舞台に上がられたその時から、笑いの壺にはまったように、お腹を抱えて爆笑していらっしゃる方も多かったようです。この日のお題は「手水廻し」でしたが、このお話の中にもお寺の住職さんが登場し、お話しのポイントになっていましたね。
しかし、よく笑いました。高座の上で師匠の動きも大げさなので、なおさらおかしく、場内われんばかりの笑い声で響いていました。
最後の釈先生と師匠とトークも、お説教と落語との関係をお話いただき、二日間のまとめをしていただきました。釈先生のトークは相手方のお話を上手に聞き出され、とてもわかりやすくまとめていただきました。
閉会式が終わり、ロビーに設けられていたブックコーナーには、釈先生の本にサインを書いていただく列が出来ていました。先生もお一人お一人丁寧にお話しされながら、絵をまじえつつ描かれていました。
二日間の日程を終えて、実行委員会の皆さんに釈先生より三名の寄せ書きサイン色紙をいただきました。是非これからも仏教壮年として、頑張ってほしいという願いをいただいたように思います。
丸一年前より準備を重ね、札幌組壮年部の皆様はじめ多くの方々の協力によって、大盛況に終わったことを、何にもかえがたいご縁になりました。このご縁が因となって、尊いご縁が結ばれていくことを念じつつ、感謝感謝です。