よろこびと悲しみが一度におとずれる。息子の21回目の誕生日の朝、どんな言葉をかけてお祝いしょうかと考えつつ、ちょうど飼いはじめて一年になるハムスターのプーコの様子が気になり、ゲイジをのぞくと、小さな小屋の中で横たえていた。その姿から命終したのだと気づく。あ~っ、ぷーコ・・。
昨日の晩元気ない様子や、ここ一週間ほどいつもきれいな毛並みが乱れている様子があったので、ひょっとして死が近いのかと心のどこかで思っていたが、急な出来事だった。勿論息子も帰省するとかわいがっていた。
息子の誕生の時や幼い姿を写真などを見つつ思い返し、よく育ってくれたと不思議な多くのご縁に感謝すのと同時に、生まれることも死ぬことも、日常のことなんだとあらためて感じた今朝でした。
そんな息子にラインで『生まれてくるのも死にゆくのも、みな大切ないのち、日々感謝だね』と言葉を送りました。
不思議なご縁によっていのちを授かり、不思議なご縁が重なり合って出会いと別れの生涯を過ごし、不思議なご縁によっていのちの終わりがくる。その「不思議なご縁」を感謝しつつ受けとめ、浄土に往生させていただく人生を歩まさせていただきたいものですね。
そうもいいつつ、まもなく年の瀬、愚息の元気な姿を楽しみに思うおやじでした。さて、土葬してお葬式を。