熊本地震お見舞い 春季永代経終わる

投稿日:2016年4月17日

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震度7という大地震がおき、甚大な被害にあわれた熊本県、大分県そして近郊の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。今も数えきれない余震が起きているそうで、不安と多くの方々の安否を心配されながら、過ごしている方も多いことでしょう。

DSCF462541名の尊いいのちが亡くなったという報道や、行方不明の方もまだいらっしゃるそうです。また、大切な家屋が倒壊されたり、電気・水道などのライフラインの復旧にもまだ時間がかかるそうです。食料も中々大変のようですね。昨晩は非難された方が17万人に及ぶとの報道もありました。

昨晩から雨模様ということも聞きますと、健康状態も心配されることです。どうか、回り近所の方々と手を取り合いつつ、余震がおさまるまでお大事になさって下さい。なお、本願寺関係の被害状況についてはこちらからご覧下さい。

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さて、眞願寺では14日から三日間、春の永代経が勤まりました。お陰様で多くの方々に参詣いただき、初日は無量寿経二日目が観無量寿経、三日目に阿弥陀経を和讃入りで皆様とご一緒にお勤めさせていただきました。

DSCF4617_edited-116日は開闢法要になり、導師の住職が向かって左余間の御忌前に焼香し、登禮盤にてご法要が始まりました。この御忌前の打ち敷は、永代経の御懇志でこの度新調させていただきました。

DSCF4619又、ご本尊正面の三方(餅台)も新調させていただき、お荘厳を整えさせていただきました。ありがたいことです。

DSCF4663ご法話は滋賀県大津市より釈宣寿師に遠路おいで頂き、三日間おひもとき頂きました。お勤めの巡に、大経・観経・小経のそれぞれお話いただき、親鸞聖人のお味あいを、わかりやすくお話しいただきました。

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そして、16日には本堂入り口付近に、募金箱を設置させていただきました。皆さんにご協力いただき、お届けしたいと思います。

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さて、その永代経の三日間の間にお寺で葬儀がありました。近年お寺を会場とした葬儀が非常に少なくなってきていますが、眞願寺ではここ数年は多くなってきています。葬儀に限らず年忌法要など、是非お寺で意義ある儀式をと呼びかけさせていただいていま。今日の17日もお寺で法事が四家ありました。

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一般的な斎場やホテル、会食会場などで行われることも多いのですが、浄土真宗の荘厳には中々ならない場合が多いと思います。故人が平素より通っていたお寺で法要儀式をして、故人を偲び、故人が頂かれたみ教えに出会わさせていただく事が、大切な事でしょう。

さて、明日は清掃おみがきのご奉仕です。皆さんのご奉仕を心よりお待ち申し上げます。

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